人は人を変えることができないのか?
前回、
水野敬也の『ウケる日記』
というブログをご紹介しましたが
前回書いたブログ
ウケる日記の中でも、
こちらのシリーズがとにかく秀逸なんです!
↓ ↓
『なぜ「真壁」は変われないのか?』
(全9回のシリーズです)
ダメダメな生活を送っている真壁。
頭では解っているのに、変わりたいと思っているのに、
何故変われないのか?
はたして、水野は真壁を変えることができるのか?!
ダメな生活を正当化する、真壁の言い分が面白いです。
罪悪感を無くすスキル『免罪力』が、
年を経るごとに力をつけていっているとか。
でも、
頑張ったら報われた、という快楽体験がなかったり、
自分のこの先の人生に夢が持てなくなったり、
で、頑張れなくなってしまう、というのは解る気がします。
水野が言うには、
頑張れない人が盛り上がるには、「事件」が必要で、
「事件」とは、好奇心を大切にして何かに応募する。
応募するとは、今までの自分とは違うことをやってみる。
確かに、生活を変えるには、
日常になっていることを、
あえて変えることは必須だと思います。
しかし・・・
私は40歳を過ぎてから、
意欲とか向上心とか、夢とか希望とかを
燃やし続けることの困難さを、じわりじわりと実感しています。
でも、どうしても変わらざるを得ない、
『強制力』という事件って、節目節目に必要なのかもしれないなぁと思いました。
できれば、しんどいことは避けて通りたいけれど、
絶対に避けて通れない『強制力』が働いたら、
頑張れない、なんて言ってられない。
真壁も今はダメダメ生活で生きていけるかもしれないけど、
そのうち本当に淘汰されるのかもしれません。
あるいは強制力が働いて、選べない状況になるのかも。
どちらにせよ、こんなに面白い真壁の将来が楽しみです。
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2014-05-16(Fri)